J2 第36節 ザスパ草津-コンサドーレ札幌戦 昇格キラー草津ここにあり!
2011年 J2 第36節 結果
http://www.jsgoal.jp/result/2011/1120/20110200030220111120_detail.html
後半ロスタイム直前、熊林のFKに中村が頭であわせて同点。
後半ロスタイム、熊林のトリックFKから最後はアレックスが右足を振り抜いて逆転。
これ以上にない劇的な勝ち方で札幌を倒し、昇格キラーっぷりを発揮した。
今日は前半開始前に、コイントスで前半風下のピッチを選択。
このようなピッチ交代をしたときの草津は勝率が高い。
去年千葉を倒したときもそうだった。
これは後半勝負の合図でもあり、前半0-0で折り返せたのが後半に繋がった。
後半10分で内村に先制されたときは少しいやな感じがしたが、
その後、徐々に昇格争いのプレッシャーに押されてしまった札幌。
そこをうまく副島監督が選手交代とシステム変更で突いてきた。
永田に変えて山田を入れて3バックにしたところからエンジンをかけて攻め始める。
3バックにしたのはギャンブルだったが、交代選手が萬代じゃなかったのは驚いた。
萬代を最後まで残していたのは勝負どころを見極めていたのだろう。
そのタイミングはジオゴを下げて日高を入れて守備固めをしたところ。
ここですかさず萬代を投入。
そこからはずっと草津のターン。
札幌はあとは守り切るという選択しか出来なかった。
(それ以外の選択肢がなかった とも言える)
そして試合終了間際で2得点。草津の勝利となった。
札幌の状態を見たら、少なくともセットプレーから1点は入ると予想していたが、
相手がもう動けない状態でファールを連発してくれたお陰でFKから2点とれた。
最後のトリックプレーなんて札幌の選手たちは疲れで頭が回っていなかった対応の仕方に見えた。
前半は札幌ペースに見えたこの試合、結局、試合終了後のスタッツは互角。
この勝利は完全にプラン通りに試合を勧められた草津の思惑通りということが言える。
この日勝利への意欲は札幌より草津の方が上回った。
そこが今日の勝敗を分けた要員の1つでもある。
札幌はJ1昇格したいのであれば、最後まで攻める姿勢と勝利への意欲をもっと見せないと。
残り2節、草津は愛媛と栃木との対戦。
しっかり2連勝して、シーズンを締めくくりたい。